
海外旅行や留学などに欠かせないのが海外旅行保険です。海外での生活を安全に楽しく過ごすためには想定しうるトラブルに対応できる補償をつけて契約することが大切です。
東京海上日動の海外旅行保険は、海外旅行はもちろんのこと、留学など長期滞在する場合にも対応しています。
ここでは、東京海上日動の海外旅行保険の補償内容を詳しく解説するとともに、留学など長期滞在する場合に役立つ特約などについても解説していきます。
東京海上日動の海外旅行保険の補償内容

海外旅行中には想像できなかったようなさまざまなトラブルが発生することがあります。安心で安全な旅行にするためには、海外旅行保険で万全の補償を契約しておくことが大切です。
東京海上日動の海外旅行保険には、主に次の4つの補償内容があります。
- 自分のケガや病気に関する補償
- ほかの人にケガなどをさせてしまったときの補償
- 持ち物の紛失や盗難に遭った場合などの補償
- そのほかにかかった費用の補償
では、それぞれの補償について詳しく見ていきましょう。
東京海上日動の海外旅行保険①:自分のケガや病気に関する補償
東京海上日動の海外旅行保険の補償項目のうち、自分のケガや病気に関する補償について説明します。
保険金名 | 補償されるケース |
---|---|
傷害死亡保険金 | 海外旅行中の事故(※)のケガが原因で、事故発生日から180日以内に死亡した場合 |
疾病死亡保険金 | 海外旅行中に病気で死亡した場合 |
傷害後遺障害保険金 | 海外旅行中の事故(※)のケガが原因で、事故発生日から180日以内に後遺障害が生じた場合 |
治療・救援費用保険金 | 【治療費】海外旅行中の事故(※)によるケガや病気が原因で、医師の治療を受けた場合 【救援費用】海外旅行中の事故によるケガや病気で3日以上入院した場合などに、家族が現地に渡航するために費用を支出した場合 |
※事故とは「海外旅行中の急激かつ偶然な外来の事故」をさす
海外旅行中の事故によるケガや病気で死亡した場合のほか、ケガや病気で治療を受けた際の補償や家族が現地に駆けつけるための費用の補償などがあります。
東京海上日動の海外旅行保険②: ほかの人にケガなどをさせてしまった場合の補償
海外旅行中は、自分のケガの補償も大切ですが、ほかの人にケガをさせてしまったときの補償も必要です。東京海上日動の海外旅行保険には次のような補償が契約内容に組み込まれています。
保険金名 | 補償されるケース |
---|---|
賠償責任保険金 | 偶然な事故で他人にケガをさせてしまった、また他人のものに損害を与えてしまったことにより法律上の損害賠償責任を負った場合 |
たとえば、海外旅行中にほかの人にケガをさせてしまった場合や、ホテルのバスルームの水を出しっぱなしにして部屋を水浸しにしてしまった場合、お店の商品を破損してしまった場合などの補償が対象になります。
東京海上日動の海外旅行保険③: 持ち物の紛失や盗難に遭った場合などの補償
東京海上日動の海外旅行保険は、海外旅行中の持ち物も補償対象となっています。
保険金名 | 補償されるケース |
---|---|
携行品損害保険金 | 盗難・破損・火災などの偶然の事故により携行品が損害を受けた場合(ただし、携行品1個、1組または1対あたり10万円まで) |
たとえば、カメラを落として破損してしまった場合や、置き引きに遭ってバッグを盗まれてしまった場合などが該当します。
なお、東京海上日動の海外旅行保険の携行品損害保険金は、原則として保険金の請求手続きは日本のみでの受け付けとなるため、事故または損害額の証明書類を忘れずに持ち帰るようにしましょう。
東京海上日動の海外旅行保険④: そのほかにかかった費用の補償
東京海上日動の海外旅行保険には、ここまでご紹介した補償以外にもさまざまなトラブルに対応した補償があります。
保険金名 | 補償されるケース |
---|---|
航空機寄託手荷物保険金 | 航空機の出発や到着が遅れたことにより、預けた手荷物を受け取れずに必要な日用品を購入せざるを得なかった場合(1回の事故につき3万円) |
航空機遅延保険金 | 飛行機の出発遅延や欠航などにより食事代や宿泊代を支出した場合(宿泊代金:3万円、交通費:1万円、食事代:5,000円) |
緊急一時帰国費用保険金 | 海外渡航期間中に配偶者や2親等内の親族の死亡、危篤などのために一時帰国した場合(保険期間が3ヵ月超の契約のみ) |
航空機関係のトラブルにより手荷物を受け取れなかった、または予定外の宿泊代などを出費した場合などの補償や、親族の死亡や危篤のために一時帰国をする際の補償などがあります。
ここまでご紹介した補償内容についてさらに詳しく知りたい場合は、東京海上日動の海外旅行保険の約款やパンフレット等で確認してください。
東京海上日動の海外旅行保険は留学生向けプランもある

東京海上日動の海外旅行保険は、海外旅行だけでなく留学やワーキングホリデーといった長期滞在する場合の補償も契約することができます。
前章でご紹介した基本的な補償にプラスして、留学やワーキングホリデーならではのリスクに備えられるような契約(特約)を付けることが可能です。
留学やワーキングホリデー向けの3つの特約
東京海上日動の海外旅行保険の、留学やワーキングホリデーの際に役立つ補償について下表にまとめてみました。
特約名 | 補償されるケース |
---|---|
留学生賠償責任 | アパートの鍵を壊してしまった、公共施設の展示品を破損してしまった場合など |
留学生生活用動産 | アパート内の家財が盗難に遭った場合など |
留学継続費用 | 留学生を扶養している人が事故により死亡または重度な後遺障害を負った場合 |
(保険期間32日以上)
留学やワーキングホリデーでは、ホテルではなくアパートといった賃貸物件を契約して住むことが多いため、海外旅行の場合とは異なるトラブルが発生する可能性があります。
こういったトラブルに備えるためにも東京海上日動の海外旅行保険は役立ちます。
インターネットでの契約は対象外
留学生・ワーキングホリデープランはインターネットでの申し込みや契約には対応していないため、代理店に問い合わせのうえ契約する必要があります。なお、保険料の見積もりや資料請求はインターネットから対応可能です。
保険期間の契約延長も可能

海外旅行の当初の予定日数よりも、事情があり日程を延長することもあります。東京海上日動の海外旅行保険は保険期間を延長して契約することもできるため、海外旅行日程の変更に応じて補償を受けることができます。
東京海上日動の海外旅行保険の延長方法
東京海上日動の海外旅行保険を延長して契約する場合の手続きは、次のような手順で行います。
- 1.東京海上日動の海外旅行保険の契約を延長したい旨を代理人(家族や知人など)に伝える
- 2.海外旅行保険を契約した東京海上日動の代理店に代理人が契約延長依頼の連絡をする
- 3.東京海上日動の担当者が保険期間の延長手続きを行う
なお、東京海上日動の海外旅行保険を契約した代理店がわからない場合は、東京海上日動カスタマーセンターへの問い合わせでも対応してもらえます。
【東京海上日動カスタマーセンター】
〇TEL:0120-868-100
〇受付時間:平日・土日祝 午前9時~午後6時(年末・年始を除く)
東京海上日動の海外旅行保険に関する疑問・質問を解決

ではここで、東京海上日動の海外旅行保険に関するよくある疑問や質問について回答していきます。
Q.東京海上日動の海外旅行保険はインターネット申し込みはできますか?
東京海上日動の海外旅行保険「MARINE PASSPORT(リスク細分型海外旅行保険)」はインターネット専用の海外旅行保険で、契約締結から契約内容の変更までインターネット完結が可能です。
東京海上日動のインターネット専用海外旅行保険「MARINE PASSPORT」は、出発の90日前から申し込み可能で、最長31日までの海外旅行が対象です。なお、LINE(ライン)無料通話での、問い合わせにも対応しているので気軽に問い合わせが可能です。
Q.保険金の請求はどのようにすれば良いですか?
保険金の請求方法は、日本に帰国後に請求するものと海外滞在中に請求するものとがあります。日本に帰国後に請求する場合は、フリーダイヤルまたは契約を申し込んだ代理店に問い合わせてください。
また、海外滞在中に請求する場合は、東京海上日動が提携する各国のクレームエージェントに問い合わせのうえ請求手続きを行います。
Q.海外でトラブルに遭った際の問い合わせ先を教えてください
東京海上日動の海外旅行保険に関する問い合わせは、「海外総合サポートデスク」で対応しています。
保険金の請求方法などの相談や最寄りの提携病院の案内や紹介、キャッシュレス・メディカル・サービスの利用可能な病院の案内や予約、病人やケガ人の移送手配のサポートなどあらゆる問い合わせに対応しています。
まとめ
東京海上日動の海外旅行保険は、海外旅行をはじめ留学など長期滞在する場合の補償が充実しており、海外旅行日程の延長にも対応可能です。
また、東京海上日動の海外旅行保険にはインターネットで加入できる「MARINE PASSPORT」といった商品もあり、手軽に契約手続きをとることができます。
東京海上日動の海外旅行保険への加入にあたり問い合わせたいことがある場合は、契約前に代理店やサポートデスクに問い合わせて不安を解消しておきましょう。